「CloudFormationスタックに属しているリソースかどうか」をリソース側のコンソールで表示してくれるサービスが”ごく一部”存在する
ちゃだいん(@chazuke4649)です。
超小ネタですが、「めっちゃいいやんこれ!」と思ったので共有します。
先に結論
- 「CloudFormationスタックに属しているリソースかどうか」をリソース側のコンソールで表示してくれるサービスがごく一部ある(タイトルのまま)
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ただし、現時点で対応しているサービス: Transfer Familyのみ(自分調べ)
どういうことか?
例えばTransfer For SFTPのサーバーをCloudFormationで構築した場合、該当リソースの管理コンソール画面に以下赤枠の表示が出ます。
この サーバー は AWS CloudFormation スタック sftp-pw-auth に属します このスタックを管理 (CloudFormation コンソール)。
と書かれてますね。
で、ハイパーリンクをクリックすると、CloudFormationスタックのコンソールへ遷移することができます。
めっちゃありがたくないですか?
個人的には大変ありがたいです。
一番嬉しいと思うポイントは、CloudFormationで作成したことを知らない(or忘れてしまった)ユーザーが、「あ、このリソースはCloudFormationで作成しているんだ(った)。」と気づける点です。
様々なサービスを検証する中で、どうやって作成したか忘れてしまうことがあります。この表示があれば、CloudFormationで作成したのにリソースは直接削除してしまいスタックだけ残してしまうミスの防止や、不要なのかどうかわからないサービスがこういった情報で作成目的がわかる、といった可能性もあります。
CloudFormationコンソールから各スタックのリソースを確認する作業は、スタックが多ければ多いほど大変煩雑な作業になるので、CloudFormation側のコンソールではなく、各サービス側のコンソールで確認できることは大変便利と思うわけです。
対象サービス
ただし、自分調べでは現時点で以下のサービスのみ対応となります。
- Transfer Family
※他対象のサービスをご存知の方がいたら、ぜひTwitterなどからコメントもらえると大変ありがたいです。
カスタマーからの要望が多ければ、どんどん機能追加されるのがAWSの素敵なところの1つですので、ぜひ「他のサービスでも欲しい!」という場合は、適切な方法でフィードバックしていきましょう。
終わりに
超小ネタのご紹介でした。個人的には目からウロコだったので、他サービス(特にIAMとかSecurityGroupとか)も対応されることに期待したいです。
それではこの辺で。ちゃだいん(@chazuke4649)でした。